収録曲 |
1
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フィルバニア通信 |
2
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森の音楽 |
3 |
風のモナド |
4 |
エル・スール(南) |
5 |
見当のつかない大きな青い星 |
6
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私の20世紀 |
7 |
Celeste = 空色 |
8 |
新・ヴァン・ダイク・パークス |
9 |
太陽マヂック |
10 |
エーテルの火 |
11 |
風のシンフォニー |
12 |
第七天国 |
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聴こえない音楽に耳を澄ます。
例えば、半世紀前のムード音楽や、アンビエント音楽はロック・カルチャーに夢中だった十代の僕にとっては、まさに聴こえない音だった。けれど、ちょっとしたキッカケが、僕をモンドの海へと誘った。そこは、辺境の土地と思いきや、とても自由で、のびやかな世界。そこで、すべての音楽を等しく楽しむ術を学び、聴こえない音をすべて聴いた。
“すべての音楽は僕や貴方のために存在する”
それを聴くも聴かぬもそれぞれの勝手だ。
けれど、ピースに生きていくためのお友達として、モンドでアンビエントな音楽はとてもいい。肩の荷をひとつ降ろす。そしてワールド・スタンダードは、僕や貴方の肩の荷を更にふたつ降ろす。
聴こえない音〜ワールド・スタンダード。
さー貴方には聴こえてくるだろうか?
いや、聴こえて欲しい。聴こえるといいな。
鈴木惣一朗 |